白メインの住空間は、暮らしを描くキャンバスLIV + BASIC/江別市・Kさま
明るくて暖かいお住まいをリーズナブルに
ご夫妻と元気いっぱいの女の子2人。そんなKさまご一家に選んでいただいたのは「LIV + BASIC」。
4人家族が心地よく過ごせる高性能で高品質なお住まいを、お求めやすい価格で実現できるシリーズです。
リビングは南と東の2面採光、さらに光が降り注ぐ吹き抜けを設けることで、とても明るい空間に仕上がりました。「もともと住んでいた賃貸マンションは光が入りづらく、暗い雰囲気だったんですよね。そこで家を建てるなら、とにかく明るい家にしたいというのが第一条件でした」と奥さまは家づくりのスタートを振り返ります。
また、1階の窓はトリプルガラスに仕様変更しています。「暗いのと同じくらい、寒いのも嫌だったので。断熱材は標準仕様ですが、この価格帯でここまで高性能な仕様でいいの?と、逆に心配になるほどでした(笑)。おかげさまで冬でもポカポカです」
植物やアートが映える、白づくしの空間
「白を基調にしたインテリア」という表現がありますが、こちらは本当にその言葉がぴったり。
床や階段などの木目を生かしたナチュラルなトーンを除けば、ほぼすべてが白と言っても過言ではありません。先ほどのリビングもそうですし、そこからひと続きになっているダイニング・キッチンも清潔感あふれる白に包まれています。
ドアや階段の手すりなどにはアクセントカラーを用いる方も多いですが、「迷わず白でしたね」と笑顔の奥さま。
こうした白づくしのコーディネートによって明るさを際立たせるとともに、室内に置かれた植物や、壁に掛けられたアートなどがよく映える、まるでキャンバスのような空間に仕上がっています。「ここに何を飾ろう?と考えている時間がとても好きで、すごく楽しいです。植物は私が買ってきて、主人が育てるという役割分担もできました(笑)」
予備室をLDと一体化して開放感をアップ
リビング・ダイニングに隣接する予備室も、基本のプランに含まれています。現在はおもにお子さんたちが使うスペースとなっており、「長女の机と電子ピアノなどを置いていますね」。
2人とも大きくなったら、どうしましょうか? 「んー、どうしましょう(笑)。まだ具体的なイメージはないですけど、たとえばロールスクリーンを付けて客間にするとか、いろいろな使い方ができそうで楽しみですね」
この予備室、標準仕様では引き戸が付いているのですが、「私たちは外してもらいました」。これによってリビング・ダイニングとひと続きになり、1階全体がより広く開放的に感じられます。「私や主人が1階の別の場所にいても、予備室で子どもたちが何をしているのかが見えやすいので安心感もありますね」
2階のプラン変更で、好きな空間を手に入れる
さて、2階に上ってみましょう。
大きなウォークインクローゼットを設けた主寝室と2つの子ども部屋が配置されています。2階はかなり柔軟にプランを変更でき、吹き抜けやフリースペースの有無・位置・大きさなどを調整することができます。「私たちはとくに吹き抜けまわりを、設計担当の方に相談しながら自由にやらせてもらいました(笑)」
そうして生まれたのが、コンパクトな作業台がある細長いフリースペース。「秘密基地みたいな狭い空間が好きなんですよね。書きものなど、集中して作業をしたいことがあるときは、子どもを1階で遊ばせておいてここに来ます。下の様子も吹き抜けから見下ろすことができますし、とても気に入っている場所ですね」
明るいだけじゃない、吹き抜けのチカラ
奥さまの“秘密基地”から見下ろした1階のリビング・ダイニングの様子がこちら。家づくりは、基本的には奥さまが主導するかたちで進められたそうですが、ご主人にもいちばんのお気に入りポイントを聞いてみました。「やっぱり吹き抜けがあってよかったです。これがあるとないとでは明るさが全然違うと思いますし、リビングでくつろいでいるときも圧迫感がなく、2階の様子が伝わってくるのもいいですね。あと、吹き抜けの手すりに布団を干せるのもいいんです(笑)。日当たりがいいので、洗濯物もよく乾きますよ」
暮らす人の手によって育っていく家
そんなご主人、こちらで暮らすまでは想像もしなかった自分に出会えたのだとか。「はい、植物を育てたり、庭をいじったり、まさか自分がこういうことを好きだなんて思ってもみなかったです(笑)」。今後は庭の花や木も増やしていきたいとのこと。「この取材・撮影が終わったら、主人はホームセンターに行くと言ってました。玄関から庭に続く通路に敷く枕木を買ってくるそうです」と奥さま。
奥さまとご主人が少しずつ手を加えて育っていく家、とても素敵だと思います。「ありがとうございます。自然素材の経験変化も好きなので、玄関にアクセントで張った無塗装の木材や、表札に使った真鍮などの色が味わいを増す様子も、この先ずっと楽しんでいければと思っています」